手仕事の器、長く使うためのお手入れ方法
Jasper Lanternで器を買ってくれた方から、「どうやって洗えばいいですか」という質問をよく受けます。手仕事の器は、量産品と少し扱い方が違います。難しいことはありませんが、知っておくと器が長持ちします。素材別に、日常のお手入れをまとめました。
陶器と磁器、何が違うのか
陶器は土の粒子が粗く、焼成温度が比較的低いため、表面に細かい穴があります。水分を吸いやすく、においや色が移りやすい性質があります。磁器は石を原料にしており、高温で焼くため密度が高く、水をほとんど吸いません。
Jasper Lanternで扱っている手轆轤の小皿は陶器です。使い始める前に「目止め」をすると、においや色の移りを防げます。
目止めのやり方
目止めは、米のとぎ汁に器を入れて弱火で15〜20分煮るだけです。とぎ汁のでんぷんが細かい穴を塞いでくれます。煮た後は自然に冷まして、水で軽くすすいでから使い始めます。
毎回やる必要はありません。新しい器を使い始めるときに一度やれば十分です。
- 米のとぎ汁を鍋に入れ、器を沈める
- 弱火で15〜20分加熱する
- 火を止めて自然に冷ます
- 水でさっとすすいで完了
日常の洗い方と保管
手仕事の器は、食洗機を使わず手洗いをおすすめしています。急激な温度変化でひびが入ることがあるためです。洗った後は、布巾で水気を拭いてから収納してください。濡れたまま重ねると、底の部分にカビが生えることがあります。
長期間使わない場合は、新聞紙に包んで保管するのが一番簡単です。新聞紙が湿気を吸ってくれます。
器のお手入れで迷ったことがあれば、店頭でも気軽に聞いてください。買った後のことも、できる範囲でお答えします。